大阪情報コンピュータ高等専修学校(OIC)

2023年06月06日

アニメ、ボーカロイド…好きなことに打ち込める学校（大阪府・高等専修学校）

大阪情報コンピュータ高等専修学校（OiC）は、音楽制作やアニメ・マンガ、IT技術などの専門分野を学べる学校です。

 

 

ボーカロイドを使った音楽制作や動画編集を学ぶ「ボーカロイド・ムービーコース」、

マンガ・イラスト技法を学ぶ「マンガ・アニメコース」、

本格的なプログラミングを学ぶ「ゲームコース」、

情報処理検定などのビジネス資格取得を目指す「ITビジネスコース」の4つの専門コースから選択可能。興味のある分野を基礎から学ぶことができます。

 

１年次で各コースの体験的授業を選択で学び、2年次からはそれぞれの専門分野に分かれ、より専門的なスキルを身につけていきます。

 

同校はJR大阪環状線「桃谷駅」より徒歩3分ほどの好立地にあり、アクセスも良好。

玄関ホールには、生徒作品を展示するギャラリースペースとなっており、卒業生による渾身の力作がお出迎えしてくれます。

 

 

校内には最新ソフトが整ったPC完備の実習室が並び、設備も万全。

また先生が丁寧に教えてくれるので、多くの生徒が初心者から専門技術を身につけています。

 

この日は、「マンガ・アニメコース」の3年生の授業にお邪魔しました。

生徒たちは先生からの指導を受けながら、PCの編集ソフトを使ってキャラクターが走る映像を制作していました。

 

 

先生は実際のPC画面をスクリーンに映し出し、作業を一つ一つ細かく解説。

「ここまでで分からない人？」と、都度生徒たちに声をかけながら授業を進めていました。

 

 

生徒たちも、分からないことがあれば積極的に手を挙げて先生へ質問しており、一対一でフォローを仰ぐ場面も。先生と生徒との距離の近さを感じさせました。

 

 

 

授業終了後には、先生と楽しそうに会話を交わす生徒の姿も見られました。

 

同校には、入学前に不登校などを経験していたり、対人不安のある生徒も少なくないといいます。

しかし、その多くが「やりたいことに打ち込みたい」という気持ちで入学し、好きな分野のスキルを身につけたり、共通の趣味の友達ができたり、自分なりの居場所をつかんでいるそう。また、カウンセリングを通して元気を取り戻していく生徒もいます。

 

卒業後は多くの生徒が専門学校に進学し、高等課程で身に付けた技術をさらに伸ばしたり、別分野に挑戦したり、自分なりに活躍の場を広げています。

 

好きなことを思いきり学べる環境、学びを通してできる友達、親身になってくれる先生たちとの関わりが、生徒たちの前向きな登校につながっているようです。