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2023年08月01日
オンラインにて「生徒生活体験発表大会」を開催(茨城県・通信制高校)
翔洋学園高等学校(茨城県日立市)は、7月26日(水)、毎年恒例の「生徒生活体験発表大会」を実施しました。この大会は、生徒が学校生活の中で体験したこと、それによる発見や気づきを発表するもので、学校行事の一環として行われています。
今年も、新型コロナウイルス感染症の社会情勢に配慮し、オンラインでの実施となりました。茨城県日立本校から各拠点をリモートでつなぎ、同校各学習センター「千葉」「古河」「いわき」「会津」「柏」「日立」「水戸」「山形」「下館」から合計10名の代表生徒が参加しました。
審査は、佐藤理事長、石田校長をはじめとした6名の教職員が務め、あらかじめ定められた審査基準から評価されていました。最優秀賞に選出された2名の生徒は、県大会へ進み、そこで最優秀賞の県知事賞に選ばれると、全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会への道が開かれます。
いよいよ生徒の発表。
それぞれ違った道を歩んできた生徒が、どのような経験をし、そこから学び成長できたこと、そして同校に入学したことで変われたことなどを、各生徒が思い思いに発表していました。社会人になり、高校卒業資格の大切さを知り入学した生徒、お子さんが翔洋高校に転入して、そこから自分の人生を考え同校に入学した生徒、学校に行けないことや体調不良、家庭環境などの事柄を抱え、自分のペースで通えるところが魅力で入学した生徒など、これまでの経験をそれぞれの生徒の言葉で表現されていました。各生徒はこの日のために原稿作成から発表まで練習を重ね、その努力してきた成果が垣間見えるものとなっていました。
また今年は、各代表生徒から発表を経てのコメントを頂きました(図1)。
その他にも最優秀賞を受賞して県大会に進む生徒に各発表代表者からエールが贈られました。
図1
最後に、審査員を代表して石田校長先生から、全体としての講評と一人ひとりに講評が話されました。
「いくつか共通して出てきた言葉があります。それは、『自分を見つめ直すことができた』という言葉。これがとても素晴らしいことです。自分の高校生活をじっくり見つめ言葉にして、伝える。それが出来たということはこの発表大会の目的は達せられたのかなと思っています。また、一人ひとりの発表内容を聞いていると、学校生活を通して確かに成長している皆さんの姿を感じられ、嬉しかったです。自分の言葉で自分を語れるというのは、とても素晴らしいことです。今日の発表のように、ぜひこの素晴らしい体験をこれからの学校生活に活かして行ってほしいと思います。」と締めくりました。
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