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仙台育英学園高等学校　広域通信制課程

2024年06月07日

飲酒運転根絶の決意を新たに（沖縄県など・通信制高校）

仙台育英学園高校広域通信制課程のILC沖縄（沖縄県沖縄市）では、仙台育英学園沖縄高校と合同で学校行事「I-Ⅼion Day チャレンジ」を実施しました。

行事は2部構成で行われ、第1部では「I-ⅬionDay」について学び、第2部では「スポーツチャレンジ」と題して運動を楽しみました。

第1部の「I-Ⅼion Day」とは、2005年5月22日に起きた出来事について、教職員を含めた生徒たちと一緒に学び・考え、改めて飲酒運転根絶に向けて決意を固める日です。

18年前の2005年5月22日、宮城県にある仙台育英学園高校の学校行事が行われている最中に、横断歩道を青信号で横断している生徒の列に飲酒運転の車が突っ込み、3人の生徒が亡くなるという痛ましい事故が起きました。

第1部では、その時の様子や「I-Ⅼion Day」を制定した意味・意義について、校長先生と教頭先生がお話しました。「いのちとは」「生きるとは」について考える機会となりました。

第1部の最後には、沖縄警察署交通安全課警部補平敷兼人様による交通安全講話も行われました。講話の中で、(1)自分が車の免許を取得し、お酒を飲める年齢になっても飲んだら乗らない、(2)周囲の大人や先輩で少しくらい運転しても大丈夫と言っている人への注意、(3)交通ルールは運転者と歩行者のモラルが一番大切、といった3つの大切なことを教えていただきました。社会規範としての交通ルールという観点を学ぶ機会にもなりました。

第2部の「スポーツチャレンジ」では、通信制課程と全日制課程の生徒が混合チームを組み、チーム対抗で「ドッジボール」と「綱引き」に取り組みました。

最初は緊張していた様子でしたが、時間が経つにつれてお互いに励まし合って応援し、試合を重ねるごとにチームワークに磨きがかかり、一致団結して競技に取り組み楽しんでいました。全ての競技終了後、生徒たちに疲れた様子は見えましたが、とても充実した表情を浮かべていました。