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ECCコンピュータ専門学校 高等課程(ゲーム・CG・IT)
2025年10月08日
今年度2回目の「企業連携授業」を実施しました/ECCコンピュータ専門学校高等課程(大阪府・高等専修学校)
ECCコンピュータ専門学校高等課程は、ゲーム業界のプロを招いた「企業連携授業」を今年度2回目として開催しました。
今回お越しいただいたのは、株式会社ヘキサドライブの松下さん、株式会社ブービートラップの福井さん、そして株式会社ニューロン・エイジの杉江さん。いずれも第一線で活躍されているクリエイターの方々です。
授業では、在校生チームや個人が制作したゲーム作品をプレゼンし、実際に試遊していただいたうえで直接講評を受けるという贅沢な内容。前回(6月6日)とはチーム編成も変わり、今年度2度目のチーム制作として新たな挑戦作が披露されました。プロならではの鋭い視点からの指摘に加え、温かいアドバイスも多く、学生たちは真剣にメモを取りながら次のステップへの意欲を高めていました。
今回の作品は、いずれも外部コンテストでの入賞を目標にした“プロトタイプ版”。完成版は後期に予定されている第3回企業連携授業でお披露目される予定で、いくつかはYouTubeで公開もされるそうです。前回の作品動画も公式チャンネルで公開中とのことなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
【今回選抜された作品ラインナップ】
「COLOR MAIZ」(3年生チーム制作)
常に暗く通路の見えない2Dのトップビュー迷路を進むパズルゲーム。
プレイヤーは方向を変えることで特定の色の通路を僅かに視認できます。
限られた時間で色を記憶し、安全なルートを推理してゴールを目指す!
「A Plant」(3年生個人制作)
植物を操作して成長させ、水とエネルギーを管理しながら、干ばつや強風などの環境の変化に適応し、虫の大群から“種”を守る構築型タワーディフェンスゲームです。
1週間後に襲ってくる“超大群”を生き残ろう!
「5秒間の内に一番多かった行動が強化されるゲーム」(2年生チーム制作)
5秒ごとに1番多かった行動が、どんどん強化されていき、強化を駆使してクリアを目指すゲーム!
「ラバルスイッチ」(2年生チーム制作)
プレイヤーは、なんと可愛い電球!プレイヤーの向きによって切り替わるONとOFFを使ってゴールを目指すゲームです。
「ColorBound」(2年生チーム制作)
クリア条件は鍵を入手してゴールの扉まで戻る、という単純なゲームです。
ただし、プレイヤーが辿った軌跡には色がつきますが、ジャンプすると色が変わってしまい、プレイヤー自身の色と違う軌跡の色に触れてしまうとゲームオーバーになってしまいます。
少ない動きでどこにどう軌跡を塗って、どうやってゴールに向かうか、頭を使うゲームです!
「2記憶アクション」(2年生チーム制作)
ステージの端にあるゴールにたどりつけばゲームクリアとなりますが、さまざまな障害物を乗り越えていかなければいけません。
プレイヤーは2つの記憶を選択して、その記憶を駆使して、ステージクリアを目指すゲームです。
「Doll of Body」(2年生チーム制作)
敵の動きを止めたりスイッチを押したりなどして、ゴールを目指す謎解きパズルゲーム!
謎解きの鍵を握るのは…なんと「自分の体の一部」!?
完成版のお披露目に向けて、生徒たちは夏休みも自主的に登校して制作を続けているとのこと。次回の企業連携授業でどんな進化を見せてくれるのか、期待が高まります。
プロの視点と真剣勝負の場を経て、さらに磨かれていく若きクリエイターたちの挑戦。彼らが積み重ねる努力は、きっと未来のゲーム業界を照らす力になるはずです。生徒の皆さん、次回の発表も全力で楽しんでください!心より応援しています。