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東朋高等専修学校
2026年03月02日
「ドラえもんが一つだけできなかったこと」卒業生へ最後のメッセージ/東朋高等専修学校(大阪府・高等専修学校)

東朋高等専修学校(大阪府・高等専修学校)が2日(月)、大阪市内で令和7年度卒業式を挙行し、140名の卒業生が旅立ちました。
東朋高等専修学校は、不登校や発達障害など支援が必要な生徒たちを積極的に受け入れ、きめ細やかな合理的配慮や特別支援を実施するほか、将来の夢や目標、できることを見つけていける多様なカリキュラムや体験授業などを通して成長していける一人ひとりに合わせた個性教育を実践。個性の異なる多様な生徒がともに学びあう機会を学校生活の中に数多く取り入れ、独自のインクルーシブ教育を行っています。
この日、卒業証書を受け取ったのは普通科63名と総合教育学科77名の卒業生たち。式では、一人ひとりが呼名を受け、太田功二校長より直接、卒業証書が手渡されました。呼名の際、担任が一人ひとりの思い出やメッセージを語りかけたほか、スライド上には卒業生一人ひとりの3年間の実績やメッセージも映し出されました。


式辞を述べた太田功二校長は、卒業生の3年間を振り返りながら、新しい門出を祝福。「最後の話」として語られたのは「ドラえもんがひとつだけできなかったこと」という話。「ドラえもんは、のび太の災難を一時的に解決できても、ジャイアンやスネ夫の意地悪を止めることはできませんでした。これは、どれだけ技術が進歩し便利な道具が開発されても、人の心を動かすことは難しいことを表しています。AIやロボットなどの技術の進歩により便利な世の中になっていく時代だからこそ、今日の話を大切にしてほしい。夢や信念、熱い心をもって人の心を動かすことのできる存在を目指してほしい」と願いを込めました。そして、最後には「迷ったり、困ったことがあったら、いつでも帰ってきてください。東朋が君たちの居心地のいい居場所です」と涙ながらに伝えました。

また、この日は同校と技能連携を結ぶ同じ岡崎学園グループの通信制高校「東朋学園高校」の卒業証書授与式も同時に行われ、東朋高等専修学校の卒業生のうち95名が高校卒業資格を得ました。
祝辞を述べた学校法人岡崎学園理事長で東朋学園高校の岡﨑泰道校長は、入学時に不安な表情をしていた当時の生徒たちを振り返りながら「いま晴れやかな表情で卒業式を迎えられていることは大変うれしく思います。これから新しい生活のスタートです。勇気を出して一歩前に踏み出してください。みなさん一人ひとりに無限の可能性があります。自分を信じ、自分の可能性にかける勇気と決断が、これからの人生を切り拓いていきます。しっかりと前を見据えて、自分の選んだ道を堂々と進んでいってください」とメッセージを送りました。

東朋高等専修学校を運営する学校法人岡崎学園は、長年、時代のニーズに即した専修学校教育を実践。今月3月をもって創立80周年を迎えました。そうした中、東朋高等専修学校は新年度となる来月4月より、これまで運営されてきた「普通科」「総合教育学科」を「アドバンス学科」に一本化することで教育システムを一新。より一人ひとり合わせた教育を実践していくための環境を整え、新しい教育活動をスタートさせます。




