新着情報
北豊島高等学校
2019年12月21日
「異国を知る」後期オリジナルセミナー開催(東京都荒川区・通信制高校)
12月18日(水)、北豊島高等学校(東京都荒川区)は、国際理解を深めるオリジナルセミナーを行いました。10名の生徒がセミナーに参加し、講師として、併設する全日制の女子中学・高校の先生3名が招かれました。
それぞれオーストラリア、アメリカ、カナダの出身で、異なる文化や地理について、日本語も交えながら話しました。
トップバッターを務めたのはオーストラリア出身の先生。
オーストラリア独自の音楽や風景の紹介をし、生徒たちは新鮮な刺激を受けました。
実際にオーストラリアにいる「笑う鳥」の笑い声を聞いたり、日本では味わえない面白い文化を体感していました。
アメリカ・ケンタッキー州出身の先生は、故郷から生まれた有名なものを紹介。日本語と簡単な英語を織り交ぜながら生徒たちに話しました。あの有名な映画俳優、「ジョニー・デップ」「ジョージ・クルーニー」はケンタッキー州出身だそう。アスリート選手では、「モハメド・アリ」を挙げました。そして、フライドチキンで有名な「ケンタッキー」も紹介。僕たちの州では、「Everything can be fried!」と言って生徒たちの笑いを誘いました。多くの日本人が知っている、人やモノに一歩踏み込んで知ることができる時間となりました。
最後に話すのは、カナダ出身の先生。出身地はモントリオールだそう。ところどころ他の先生が日本語でかみ砕いて説明をしており、生徒たちは本格的な英語を聴く経験をしつつ、英語が得意でなくても文化に触れられるいい機会になりました。
カナダは、日本に比べ面積が26倍大きいが、人口は東京とほぼ同じだといいます。また、この時期、カナダの気温は-27℃。1日に雪が30㎝も積もるため、「朝、自分の車がどこにあるのか分からなくなるの」と話し、生徒たちを驚かせました。さらに、カナダの歴史や言語についても紹介。カナダでは、英語だけでなくフランス語を話す地域があることを説明し、その背景にある歴史についても解説しました。
このセミナーでは、異国の地について学んだ生徒たち。新たな知識を得たことは、生徒たちの今後に何らかの影響をもたらすのではないでしょうか。
北豊島高等学校では、今回紹介したセミナーの他に今季は、実際に福祉施設へ行き実習をする「介護体験」や
スクールカウンセラーによる「心理学講座」、実際の裁判を傍聴できる「裁判所見学」などを行いました。
北豊島高等学校には、オリジナルコース/スタンダードコースがあり、登校日数や学習内容を選ぶことができます。