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りゅうちぇるさん スペシャルインタビュー

夢なんてないって思ってない? キラキラしていられる自分を見つけて

 タレント・読者モデル りゅうちぇる さん

その個性的なファッションと人柄で愛らしさをふりまき、今テレビやエンタメ界で大活躍のりゅうちぇるさん。しかしキラキラした笑顔の裏には、自分を表現できずつらい過去もあったといいます。一躍お茶の間のアイドルとなったりゅうちぇるさんに、自身で踏みしめたシンデレラストーリーを振り返っていただきました。

自分の道を選べるのってカッコいい!

通信制高校って僕たちが高校生ぐらいから、一つの手段として接することが珍しくなくなってきたような気がします。バイト先で一緒だった年上の子に通信制高校に編入した子がいて、よく話を聞いていました。僕は、夢もなくなんとなく大学に行くよりも将来を見据えて、専門学校だったり、目的とするコースのある大学に行く方がカッコいいと思うから、いろんな理由で学校が合わなくて途中で入り直したとしても、自分で通信制を選ぶって時点でカッコいいと思います。その子は勉強しながらバイトで人間関係も学べるし、効率がいいように僕には見えていました。周りで通信制を卒業した子たちも、やっぱりみんな自信がついてキラキラ度が増していますね。社会に出ることって世の中のいろんな常識を知るということより、自分自身の自信がすごく大切だと思うんです。


夢の王子様を抱いて

僕は末っ子で、歳が離れたお兄ちゃんお姉ちゃんたちの多感な時期にすごく大事にされて育ったので「僕だけは親に迷惑を掛けないようにしよう」と思ってしまって、自分をあまり表に出さない子になっちゃったんです。幼い頃は男の子なのに「僕、モーニング娘。が好きなんだー!」って言ったり、ミニモニを踊ったりして自分のことを表現できる子でした。でも大きくなると、みんなと違うことが気になり出して、「あれ、僕このままじゃ駄目だ」と、周りに合わせるようになっちゃって…。女の子が大好きだけどキラキラしたものや好きなものが女の子と似ているし、家に帰るとYouTubeでメイク動画を見たり、ファッションや雑誌が好きで、中学の頃には母親に隠れてメイクをしていました。男友達といても違和感があるし、そんな自分の素を出すととたんにからかわれていました。

その頃から頭の中で「りゅうちぇる」という存在を思い描くようになったんです。「きっとりゅうちぇるは金髪で髪はクルクル。ヘアバンドしてチークしてこんなポーズしたらかわいいな」とか。だから「早くりゅうちぇるになりたい」、「りゅうちぇるだったら今どうしていたかな。きっと自分の気持ち言えていたんだろうな」とか、何かある度に思い浮かべていました。「りゅうちぇる」は僕の憧れの存在だったんです。