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—この本を手に取る読者にメッセージをお願いします。

まずお母さんたちには、小さいときは褒めることが絶対大事です。「すごいじゃない」「そんなことできるんだ」「あなた、そんなことわかってるなんてすごいじゃない」って。いいところを褒めれば、子どもは元気になっていくと、私はそう思います。

子どもたちが、いじめられたり、嫌なことをされているときには、否が応でも固執してそこにいようとしないで、やっぱり学校を変わるとか、フリースクールに行くとか、嫌なことをする人たちから離れてみるのも悪くないと思います。いじめられている子は、親にもなかなか言いにくいと思うんですよね。心配かけちゃいけないだろうと思って。だけど親に話すなり何なりして、自分の居心地の良い所に行った方がいいと思います。

そうかといって、勉強していないと、将来大人になったときに困るから、ある程度の勉強はしておかないと。ある程度勉強しておけば、いつか自分のやりたいことや好きなものが見つかるかもしれない。そうしたら好きなものをうんと勉強すればいいんだし、そのためにフリースクールで勉強したり、友達をつくってもいいじゃない。



UNICEF親善大使として
黒柳徹子さんは、女優やテレビのパーソナリティとして活躍する一方で、長年、UNICEF親善大使として世界の子どもの権利を推進する活動に尽力しています。

黒柳さんは本誌のインタビューで親善大使としての活動について、「自分たちは食べる物もきれいなお水もいっぱいあって飲んでいるのに、泥水みたいなのを飲んだり、親がいなかったり、子ども兵士にさせられたり、食べる物もなかったり、そういう子どもたちがいるっていうことはやっぱり残念なこと。ユニセフの事を始めて30年以上になりましたが、未だに子どもたちは何も悪いことをしていないのに辛い環境にいます。できることならそういう子たちを減らせればと思うから、小林先生の言っていたように「みんなで一緒に」やっていこうと思いました」と話してくれました。