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新着情報

東朋高等専修学校

2026年03月14日

「創立80周年」止まらぬ改革 東朋高等専修学校などを運営する学校法人岡崎学園(大阪府・高等専修学校・通信制高校ほか)

 

東朋高等専修学校や東朋学園高校などを運営する学校法人岡崎学園(大阪市天王寺区)が、14日(土)、創立80周年を祝う記念式典を大阪市内で行いました。

 

岡崎学園は1946年に創立。住職だった故・岡﨑顯道氏が創設し、当時、戦災者などの経済的自立を目的に洋裁学校「コンドル洋裁女学校」を開校したことに始まります。学校は76年の学校教育法改正により専修学校化。84年には高等課程を設置し通信制高校との技能連携も開始しました。

 

境内を利用し夜間や日曜講座なども実施したことから、一時、生徒数は1500名を超えたことも。しかし、昭和後期の経済成長とともに洋裁技術を求める生徒が減少。学園は90年に商業課程、97年には工業専門課程を設置したほか、99年には大阪自動車整備専門学校を開校するなど時代の要請に応じた学校運営を展開してきました。

 

そんな岡崎学園が地域に根差していったのが多様な生徒や学生を受け入れる教育方針。東朋高等専修学校では90年代後半から不登校経験者を積極的に受け入れ、専門のサポートクラスも設置。07年には発達障害のある生徒に対して特別支援教育を行う「総合ビジネス学科(後に「総合教育学科」へ改称)」を設置し、1クラス10名の少人数制で支援してきました。一方、大阪自動車整備専門学校は、特定のメーカー品を扱う企業内学校との違いを活かし、様々な技術に対応できる学生を育成。就職率は15年連続100%を維持し、安定した学生募集を続けています。

 

(式典冒頭には歴史をたどる動画が流れた)

 

さらに学園は創立70周年を終えた16年以降に大きな変革を図ります。18年には職員の福利厚生向上を目的とした企業主導型保育事業「キラナ保育園」を開所。20年には在校生、卒業生の福祉サービスや進路の充実を図るため、就労移行支援事業所「レアルタ」、放課後等デイサービス「フォレスト」を開所したほか、21年にも自立訓練(生活訓練)事業所「Come-day カムディ」を開所しました。

 

また、20年には通信制高校「東朋学園高校」を開校。長年培ってきた独自のインクルーシブ教育と合理的配慮を高校教育の場にも広げ、東朋高等専修学校における技能連携も同校へと移行。東朋高等専修学校の教育も、より生徒の実態に即した支援が実現されました。

 

この日は大阪府教育庁ほか、地域の中学校や専修学校などの学校関係者、自動車業界関係者など約300名が列席。会場には多くの祝い花や祝電も届けられ、盛大に学園の節目をお祝いしました。

 

挨拶をした岡﨑泰道理事長は、80年の歴史を振り返る中で、特に直近10年の実績を「第二の創業ともいえる劇的な変革の時期」と捉えて言及。新たに保育、福祉への事業展開を図った経緯に触れ、「教育、保育、福祉が一体となって人を支える包括的な支援体制を確立した」としながら、「これらはすべて、一人ひとりの人生に寄り添い、社会に貢献するという、私たちの普遍の使命を具現化したもの」だと説明しました。

 

(挨拶する岡﨑泰道理事長)

 

一方で「80年という節目は完成されたゴールではありません。刷新された校舎に情熱ある教育、支援を注ぎ込み、次の90年、100周年に向けて、より一層、社会に必要とされる存在へと進化し続けるスタートラインです。私たちはこれからも地域に根差し、誰もが輝ける未来を創造する共生社会のプラットフォームとして、歩みを止めることはありません」と今後にかける思いを述べました。

 

式典では、このほか来賓祝辞や東朋高等専修学校保護者会からの記念品贈呈、記念演奏なども行われました。来賓祝辞では吉村洋文大阪府知事のコメントも代読されたほか、記念演奏では、東朋高等専修学校の職員がサックス、バイオリン、ピアノによるセッションで3曲を披露しました。

 

(職員による記念演奏)

 

第二部となった祝賀会では、列席者がテーブルを囲んで食事を楽しみました。

 

中締めとして挨拶を行った創設者・故岡﨑顯道氏の次男で、現在、大阪自動車整備専門学校の顧問を務める岡﨑顯誠さんは、「父は不言実行、こうだと決めたら必ず行動する人でした。その父が洋裁学校、高等専修学校、自動車整備専門学校と様々な学校を設立。専門学校は時代の流れや社会状況に左右される、本当に難しい経営を問われる学校だよと、常々私に申していた」と父・顯道氏との会話を振り返りました。

 

(挨拶をした大阪自動車整備専門学校・岡﨑顯誠顧問)

 

その後、学園は少子化や若者教育の様々な問題に直面。一時、学園存続が危ぶまれるほどの危機的状況もあったと明かし、「そうした中、当時、東朋高等専修学校の太田功二校長や教職員の方々が、意見やアイディアを出し合い、他校の見学にも日々奔走された。独特のカリキュラムが完成し、他校が模倣できない学科を提案され、学園としてこれでやっていこうという決心がついた」と振り返りました。その後、東朋高等専修学校は生徒数が増加。現在はオープンキャンパスに何百名もの応募があるとし、「今の教育機関において、東朋ここにあり、と各方面から注目される存在である」と、その成長を喜びました。

 

最後には「幅広く地域に根ざした学園をモットーに、仏教精神を根本理念として、90年100年と永続できるように日々精進し、努力を重ねる所存でございます」と、関係者への感謝を述べながら祝賀会を締めくくりました。

 

 

 

 

岡崎学園は、この3月で創立80周年を迎えました。81年目を迎える26年度以降では各分野で様々な変革が行われる予定。

 

東朋高等専修学校はこれまで運営してきた「普通科」「総合教育学科」を一本化し「アドバンス学科」を新設。校舎も増改築されます。大阪自動車整備専門学校も校舎を全面改築。最新技術に対応できる設備をそろえ新たな環境でスタートを切ります。さらに東朋学園高校は大阪市生野区の旧生野南小学校跡地に校舎を移転。利用できる教室数や校舎面積も広くなるほか、グラウンドや体育館なども完備され、より幅広い教育活動の実現が期待されます。

 

(取材・文/学びリンク 小林建太)

 

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