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ベネッセ高等学院
2026年09月07日
中等部在籍の中学生も登壇!「多様な学びカンファレンス2026」が開催されました/ベネッセ高等学院・ベネッセ高等学院 中等部(全国・サポート校、フリースクール)
一般社団法人ICT CONNECT 21(会長:山西 潤一)が、子ども一人ひとりの認知特性や個性に合わせた「多様な学び」の実現に向けて、「多様な学びSIG(Special Interest Group)」を設立。
そのキックオフイベントとして、8月30日(日)に「多様な学びカンファレンス2026」が東京大学 伊藤謝恩ホールにて開催されました。
カンファレンスは「多様な学び」の実現に向け、実際の教育現場での具体例の共有や各教育機関の連携を目指して実施されました。
鈴木寛教授による基調講演では、生徒それぞれの認知特性や環境などに応じた「公正な個別最適化」がこれからの教育では特に重要だと述べられました。
加えて講演の中で学習を継続していくにあたって「知りたい」「やってみたい」というような“内発的動機づけ”の必要性を訴えました。

会が進む中で「~デジタルテクノロジーの活用~ 自律的な自己調勢力を育む不登校支援」と題されたパネルディスカッションに、株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長の岩瀬大輔さんと、ベネッセ高等学院 学院長の上木原孝伸さんが登壇。

こちらのパネルディスカッションでは、実際にベネッセ高等学院 中等部に在籍する中学2年生のモモナさんとユズキさん2名もパネリストとして登壇しました。

始めに岐阜県の草潤中学校を例に「学校側が子どもに合わせる」という理念が示され、具体的に環境や教材・テクノロジーでどういった対応ができるかという内容に発展していきました。
そしてベネッセ高等学院/ベネッセ高等学院 中等部で導入されている日々の学習や生活の記録を行うBeログ、マイカルテの取り組みに話題は移ります。
Beログ、マイカルテでは朝に“今日は何をするか”などを自分で入力します。そして夕方に“今日はどうだったか?”や“一言コメント”を一日を振り返りながら記入していきます。担任の先生は毎日スタンプを押して、定期的に励ましのコメントも返します。
今回、この日々の入力を手助けする伴走者として生成AIを活用する研究が行われました。
※詳細については下記の記事をご覧ください。
▶生成AIを活用した不登校児童・生徒の「主体的な学び」を支える実践研究をスタート
実際に参加したモモナさんは「コメントをもらって、嬉しくなったり、頑張ってみようと思えた」と話し、ユズキさんは「マイカルテの書き方がわかるようになった、こう書いてもいいんだと気付きを得た」と、大勢の前で堂々と伝えました。

またAIはどういった印象かと聞かれた際には「先生や友だちとはまた別で、自分の生活を俯瞰的に見てくれる存在」と回答。
伴走者という役割を実感していたようでした。

ディスカッションの中で上木原学院長はAIによる個別フィードバックには大きな可能性がある一方で、対人関係や精神面に関わる支援では教員の果たす役割が大きいと述べました。
またカンファレンス全体に対しても実際に生徒本人が会場で参加してくれていることの意義を伝え、ディスカッション終了時には2人へ会場から万雷の拍手が送られました。

閉会後、充実した表情で「緊張した」と笑い合う2人。
ユズキさんはBeログ、マイカルテについて一言の日記みたいで続けやすいと話し、今後の学校生活では英語や自分から話しかけていくことに挑戦していきたいと語りました。
モモナさんは毎日書くのが少し苦手だけど、後から見直した時に頑張ったと分かるので、これからもなるべく書いていきたいと目標を掲げ、心理学にも興味があるのでそういった勉強もやっていきたいと目を輝かせていました。

好きなことを好きなやり方で学習する、そんな多様な生徒像に合わせた多様な学びの形を実現しようと様々な取り組みや支援がなされています。
ベネッセ高等学院/ベネッセ高等学院 中等部の今後にも期待が高まります。
(取材・文/学びリンク 藤井)
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